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マティウス様語り
2012.05.16 Wednesday | category:イラスト

先ほどついったで語ったのをコピペ。
マティウス様は自分を心から愛してくれる人が欲しかったのかな。
無償の愛をくれるはずの母にも捨てられて、それでも守ろうとした村を滅ぼされて。
一番強く受け継いでしまった憎悪に飲み込まれて…消えてしまいたかったのだろうか。
世界を、魂の半身を、昔心から愛した魂を道連れにして。
もしかしたら村を滅ぼされて、そこからは祭り上げられるだけの虚無な状態だった…とか。
黎明の塔に向かう際に立ち寄ったサニアでイリアを見かけて、あんなに愛したのに裏切ったイナンナへの憎悪が吹き出してイリアを襲った…なんてふと考えてしまったり。
創世力のありかを思い出せなかったのは、愛した人に殺されて自分も殺した悲しい事実を無意識のうちに沈めたから?
憎悪を受け継いだマティウス様が何故覚えていないのか。
アスラは確かにその時イナンナを憎んだけど、そこの記憶だけは忘れたくて。
でも忘れたくないどこかの部分があの顔に現れたとか。
マティウス様が自分の命を使うことにためらいがなかったのは、愛して守っていたのは「つもり」でしかなかったのか。
心の内を気付けなかった、守れなかった、救えなかった…そんな自分自身への怒りもあったのかな。
冥府まで追いかけていくつもりだった、それまでに愛していた相手を殺したことすらも。
こんな感じ。
マティウス様はいつかちゃんと描きたい。
Rであんな形相になったのはびっくりしたけど、憎悪が思い切り出てしまっているよね。
何故村を追い出されたか…わかる。
異形でしかないんだろう普通の人間からしたら。
悲しいけれど自分たちと違うものは迫害されてしまうんだ。
気になるのはマティウスという女の子の人格はどこへ行ってしまったのか。
そこは救いになっていないような気がする…魂は救われたかもしれないけど。
ちなみにイノセンス無印では最初男かと思ってましたすみません←
SSもどき
2012.05.15 Tuesday | category:イラスト

絵は関係なしです(笑)
書いてるうちに訳がわからなくなり、ついでに別の話題にシフトしてしまったがために無理やりな流れになりました。
一応ルカイリです。
悲しみの遺跡。
魂の前の記憶が現世の体に重なる。
頬伝う涙の跡に吹き寄せる風。
他の皮膚よりも冷たい感触のそこに、優しく温かいものが触れる。
少年の指が涙を拭う。
涙の持ち主である少女は頬を赤く染め、冷えて血色が悪くなった唇を動かす。
思った事とは正反対の言葉を紡ぎ出すそれを苦々しく思う。
礼の言葉すら、まともに言えない自分。
旅を始めた頃ならば涙目になっていたであろう目の前の少年は、困惑を交えた笑顔をこちらに向ける。
彼から見れば自分はいきなり涙を流したのだから無理はない。
しかし、この涙の理由は話せない。
前の記憶が拒む。
転生してもなお消えない悲しみが心を覆い尽くす。
「…早く春がくればいいのに…」
お母様と呟いたその声は風の音に消える。
春が来たらこの悲しみは雪と共に消えるだろうか。
だが、この雪深い場所に短い春が来るのはまだ先だ。
春を告げる大地母神。
もしあの時母が人間に殺されなかったら私は、目の前の少年の前世である神とは出会わなかったのだろうか。
(…何故出会った?何故私はセンサスにい…た…っ…!!)
頭の奥が悲鳴を上げる。
警鐘が鳴り響く。
オモイダシテハダメ。シリタクナイ。ワタシハ…!
「イリア!?」
痛む頭に届く声。
(初めてじゃないんだからそんな狼狽えないでよ。あたしが…私が逃げているからいけないのよ)
頻繁に起こる頭痛。
最初は何故それが起こるのかわからなかった。
(そう…思い出したくないの…)
前世に飲み込まれた転生者を何人も見た。
自分がそうならない保証はない。
それよりなによりも記憶を取り戻すこと事態が恐怖でしかない。
「イリア…もう帰ろう?風邪ひくよ」
肩に触れる指。
心配しているのがわかる瞳。
優しい目に見つめられると、少年の隠しているつもりでも隠しきれていない好意を感じて恥ずかしくなると共に、後ろめたい気持ちになる。
少年に軽蔑されるような記憶なのでは?
ここまで拒否反応を起こすのは、豊穣の女神が巨躯の魔神に何かしたのでは?
思い出してこの関係が終わってしまったら?
この時点で既に女神の記憶に飲まれつつあることに少女は気付いていない。
「帰ろうイリア…辛そうだよ」
「…に」
「?」
「早く…春になればいいのに…」
帰ろう、という声には答えず、視線を逸らし恐らく儀式が行われたであろう場所を見る。
「雪…嫌い?」
「…雪のない場所で育ったからわからないわ。ただ今は…ここでは見たくないだけ…」
「…?」
「…ごめん忘れて。帰りましょ」
「…うん」
話してる間に積もった真新しい雪に足跡を付けながら、遺跡を後にする。
空に浮かぶ城へ向かうために。
恐らく一番思い出したくない記憶と向き合うために。
この先の恐怖と、女神の悲しみとの境で揺れながら、前世で愛した魔神の魂を持つ少年と並び歩く。
横を歩く少年がこちらを見ていないことを確認して、静かにもう一度だけ少女は涙を流した。
にゃーん
2012.05.10 Thursday | category:イラスト
いやはや
2012.04.23 Monday | category:イラスト



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